ReadyNAS Ultra

RAIDで冗長性を持たせたNASで、容量の異なるHDDを組み合わせることができます。
いろいろなサーバアプリを動作させることのできるNASではdrobo社のものが有名ですが、NETGEAR社のReadyNASでも可能です。しかも手ごろな値段で入手できるということで、今回、ReadyNAS Ultra4を購入するに至りました。
 
この機種のシリーズ構成としては、HDDのスロット数で2, 4, 6のグレード。それぞれCPUのコアがdualのものがPlus付となっているようです。 私が購入したのはHDDスロット×4のシングルコア、ということになります。
自宅用でちまちまデータ保管用に使っているので、シングルコアでとくに不満はないです。
 
Add-onという名前のアプリケーション提供機能があります。これを使うと、単なるファイルサーバとしてだけではなく、 いろいろな機能を追加することができます。手順も非常に簡単です。
ReadyNASにはx86系CPUを搭載したモデルのほかに、ARMやsparcというCPUを搭載したモデルがあるようです。CPUが違うとAdd-onの互換性はないのでその点は注意が必要です。

目次

  • Enable Root SSH
    ReadyNASでいろいろやるためには、ssh経由でアクセスできることが前提です。このAdd-onをインストールするとPuttyなどのsshクライアントでReadyNASにrootで接続できるようになります。 
  • subversion + php5.3 + WebSVN
    Subversionを用いたソース管理環境を構築する。web画面での管理ソフトを含めたAdd-onのセットが安価で入手できます。
  • ReadyNAS Photos II
    写真を保存、管理するためのユーティリティで、デジカメで撮影した写真を手軽に知り合いと共有したりできます。
  • VPN
    外出先などからVPN接続できたらいろいろと捗りそうです。ReadyNASは常時稼動しているので、VPNサーバとして活用してみたいと思います。